このコーナーでは、野尻湖での四季を通じたスモールマウスバスの食性と、ルアー やフライでの狙い方を紹介していきたいと思います。 ただし、食性はともかくとし
て、魚は年々、学習しスレてくるため、ここで紹介する狙い方は、あくまで参考として
ください。 また、ラージマウスを釣りたい方は、斑尾にある希望湖や、他の野池の
ほうが適していると思われます。
『春』 野尻湖の解禁は、例年4月の25日ですが、この時期は通常まだ水温が低
く(この地域の河川は、4月いっぱい大量の雪代が入り増水します。)主食となるワ
カサギも、まだ深場のボトムに付いている事が多く、ルアーでのヘビーアンダーショ
ットリグなどで、ワカサギの付き場を探っていくのが有効です。 年によっては、5月
の連休あたりからワカサギが産卵のため、シャローに集まりだします。 そうなると
ルアーでは、3インチ以下のストレートワームのノーシンカーリグや、フライでは#6
〜#8のゾンカーやフェザーウイングストリーマーなどが有効になってきます。
また、魚の活性が低い場合は、#8〜#12くらいのMSCや、ウーリーバガーを
使ったルースニングの釣りが最も効果的です。 いずれの場合も使用するラインは
5ポンド以下がお勧めです。 5月の下旬から6月の中旬にかけては、スポーニング
がらみで、バスの活性が1年のうちで最も高くなる、最高のシーズンです。
この時期、魚はドライフライにも反応を示すようになります。 手堅く釣りたいのなら
#8〜#10くらいの浮力のあるドライフライに、MSCなどのトレーラーをつけた
ドロッパースタイルが良いでしょう。 また、ルアーでは超小型のトップウォーター
プラグをBOXに忍ばせておいて損はありません。 ただし、この時期は風の強い
日も多いので、ライントラブルには注意しましょう。
『夏』 7月に入ると、釣り人の数は少なくなってきますが、魚もかなりスレてきてい
ます。 特に、シャローに出てきている魚は、かなりシビアです。 また、雨の多い
時期でもありますので、 狙い方としては、雨で河川からの流入が多いときには、
まず菅川などの流れ込みをチェックしてみましょう。 雨水と共に、沢山のエサとなる
昆虫やエビ、カエルや小魚などを狙って、きっとバスの姿も確認できるはずです。
また、濁りが入っている時には、魚も警戒心が薄れアクティブにエサを追うので
絶好のチャンスです。 こんな時には、小型のポッパーや、#8くらいのバスバグ
なんかも試して見たくなります。
梅雨明けとともに、本格的な夏のパターンになります。 ルアーで狙うなら、早朝
や夕刻を除いて、ディープな釣りをしないと結果は、望めません。 フライの場合、
シビアではありますが、楽しい時期でもあります。 日中は、魚を見つけての
サイトフィッシング、夕刻にはライズの釣りが楽しめます。 勿論、ドライフライが
中心になりますが、サイトフィッシングの場合、ドライだけでは厳しい状況も多々
ありますので、そんな時にはウェットビートルやシュリンプパターンが有効です。
最近ではこの時期、#12のフライをメインで使用しています。
『秋』 9月になると、この地方では秋の風を感じるようになり、朝夕は肌寒く
なってきます。 日中は夏のパターンで釣りができても、朝夕はドライフライには
あまり反応しません。 また、中旬をすぎるとベイトフィッシュと共に、バスも深場
に落ちていくため、フライではかなり難しくなっていきます。 ただ、来れば型が
いいのも秋の特徴ですので、釣り人も少なく大物狙いには最適です。
ルアーでは、早春のパターンと同じような感じになるので、ベイトフィッシュの群
をいかに見つけるかが、ポイントになるでしょう。
以上、参考になりましたでしょうか?
野尻湖は、クリアレイクですので魚がスレてくるのも早いため、人が使っていない
ルアーやフライを試して見るのも、良い方法です。また、スモールはラージと比べて、
泳ぎも速く、目も良いためトラウトのように回遊しながら小さなエサを拾い食いします。ラージしかやったことのない人には、難しく感じるかもしれませんが、あの強烈で
スピードとトルクのある引きを一度味わったら、ヤミツキになってしまいます。
あなたも是非一度、トライしてみてください。 それでは、 GOOD LACK !!
フィッシングガイドサービス再開しました。
お一人様 1時間/1500円 です。
お気軽に、ご相談ください!!6月、フライフィッシングに良い季節となりました。
ドライフライでの釣りが、とても楽しいです!
アフターからの回復も今年は早く、40オーバーの可能性もありです!
フライフィッシングスクールは、こちらから。
そのほかのフィッシングに関するページは、こちらから